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May 16, 2023

授業は「つながり」が大事だ

先にも書いたが、先週は4年の道徳で「思いやりって」の授業を参観した。
「思いやり」が大事なことは小学校3年生までで学んでいる。
「困った人がいたら助けよう。」
ぐらいの価値は分かっているので、今回はもう一歩上を狙う。
それが
「ただし、本人が望んでいないことまで手伝う必要はない」
「ただし、相手が望むかどうか確認することも大事な思いやり」
ということだ。
「親切」が「お節介」になってはいけない。
これは次回の道徳「絵はがきと切手」~絵葉書が料金不足だったことを伝えるかどうか~で
友情といえば
「仲良くする」「助け合う」「喧嘩しない」
ぐらいの価値は分かっているので、今回はもう一歩上を狙う。
それが、、
「ただし、言いにくいことでも、本人のためになることはちゃんと伝える」
「ただし、嫌われるかどうかではなく、相手のためになるかどうかを考えて行動するのが真の友情」
ということだ。
「仲良し」を維持したいために「忠告」をためらうようではいけない。
ということで、「思いやりって」と同じ流れの授業ができる。
「○○」ってどんなことを聞いてそれなりの意見が出たところで、
資料を読み、「××××」という新たな「○○」の意味をインプットしていく。
「同じ流れ」という意識を持って授業できるかどうかは、本人の準備次第である。
毎回、「明日の道徳の授業をどうするか」で前日に準備をしていては、うまくいかない。
先を見越すと、子供にとって負担のない授業ができる。
無論、教師にとっても負担軽減になる。

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