「どんなお話か」は難しい
2年生の国語(光村)でお話を紹介させる単元がある。
この「どんなお話か」は、うまく書けない子が多い。
というか、そう簡単に書けるものではない。
教師側に基準がないと、何を書いてもOKになってしまう。
教科書の例は
「ミリーがそうぞうでいろいろなぼうしをかぶる話」
となっているが、これでいいのかな?
題名通り
「ミリーのすてきなぼうしの話」
としても、意味は通る。
「ミリー」が第1キーワード、「ぼうし」が第2キーワードなら、
3つ目のキーワードは、「そうぞう」だろうな。
3つのキーワードをいれてまとめましょう、ぐらいの指定がないと、いいか悪いかの判断ができない。
そういう「どっちでもいい」の繰り返しが授業をあいまいにする。
そもそも安易に「どんなお話か」をまとめさせるのは無茶。
本当なら「スイミー」であらすじを学習して、ここは応用で取り組ませるべきなのだ。
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