« 物語の「作り方」が分かると、「読み方」も分かる! | Main | 同じ「帰りの会」のプログラムでも・・・ »

July 20, 2023

「どんなお話か」は難しい

2年生の国語(光村)でお話を紹介させる単元がある。

この「どんなお話か」は、うまく書けない子が多い。
というか、そう簡単に書けるものではない。
教師側に基準がないと、何を書いてもOKになってしまう。
教科書の例は
「ミリーがそうぞうでいろいろなぼうしをかぶる話」
となっているが、これでいいのかな?
題名通り
「ミリーのすてきなぼうしの話」
としても、意味は通る。
「ミリー」が第1キーワード、「ぼうし」が第2キーワードなら、
3つ目のキーワードは、「そうぞう」だろうな。
3つのキーワードをいれてまとめましょう、ぐらいの指定がないと、いいか悪いかの判断ができない。
そういう「どっちでもいい」の繰り返しが授業をあいまいにする。
そもそも安易に「どんなお話か」をまとめさせるのは無茶。
本当なら「スイミー」であらすじを学習して、ここは応用で取り組ませるべきなのだ。
0713_20230720150601

|

« 物語の「作り方」が分かると、「読み方」も分かる! | Main | 同じ「帰りの会」のプログラムでも・・・ »

国語」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 物語の「作り方」が分かると、「読み方」も分かる! | Main | 同じ「帰りの会」のプログラムでも・・・ »