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August 24, 2023

ワークシートの是非を考える

ワークシートを作成して効率よく進める授業が多い。

この点について高橋純氏が『学び続ける力と問題解決』(東洋館出版)で次のように書いている。

◆教師がオリジナルのワークシートを用意し、その指示に従って学習を進めたり、穴埋め的に問題を解く活動をしたりすることも多い。〜中略〜 社会や理科といった教科の内容を理解するにはよいかもしれないが、ワークシートがなければ学べない子供を育てているともいえる。

 

つまりはワークシートをつくる教師に学習を依存している。学び方を身につけるのであれば、大きな学習課題を小さく分割し自らの課題にするなど、自らワークシートがつくれることや、それ以上の学び方の学習が期待される。p003

 

◆ 小6にもなれば、過去にも似た学習を繰り返し行っているはずである。その経験を生かして、自ら表や図にまとめようと着想したり、自ら表の項目を決められたりしなくてはならない。p004

 

・・・「生涯にわたって能動的に学び続け力」を考えると、ワークシートへの書き込みを通して習得・習熟させるだけですまない。「教師が不要な子供を、教師が育てる」「ワークが不要な子供を、教師が育てる」まで推し進めなければならない。

 

はじめ:

教師の計画通りに書き込ませるワークシートを一斉利用する。

中  :

ワークを選択的に利用する。

使いたければワーク、自分のやりたいまとめ方があればそれを使う。

終わり:

子供が自分に合ったフォーマットでまとめる。

 

・・・この自分に合ったフォーマットの1つが、向山型と言われる「見開き2ページで自分なりにまとめる」である。

評価基準は「一目でわかる」。

基準がシンプルだから子供たちは熱中して取り組める。

当然、教える側に、次のスキルがないと、子供に任せられない。

 

①実際に見開き2ページにまとめるスキル

②子供たちが作成したノートを瞬時に評価・評定するスキル、

③的確にアドバイスするスキル

 

授業をスムーズに進めるために、ワークプリントを使用する場合が多い。

メリット・デメリットを十分理解したうえで活用してほしい。

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