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August 29, 2023

真面目な子が損をしない学級づくり

採用試験対策LINEで、ルールを守らない子への対応が話題になり、学級経営の苦しい時期を思い出した。
やんちゃな子への対応を優先すると、大勢の真面目な子が救われないし、報われない。
みんな宿題をちゃんと出しているのに。
みんな授業中静かに先生の話を聞いているのに。
みんな係や当番の仕事をしているのに。
みんな順番を守っているのに。
それを一部の子が破る。
担任がルール破りを注意をしないで黙認しては学級の信頼関係は保てない。
中には担任の先生も大変だなと同情し我慢する子もいるだろうが、みんな子どもだ。
誰だってかまってほしいし、認めてほしい。
堂々とズルをされたら耐えられない。
不正やズルを容認する集団に自分の身を置くことも耐えられない。
「あの子が許されるなら自分ももそうしよう」という子が出てくる。
実行しないにしても心の中で不満を膨らませる子が出てくる。それは自然のことだ。
こういう子が雪崩式に増えたら担任はお手上げだ。
若い先生は、真面目な子どもの「黙っている」行為に甘えてしまうことが多い。
しかし、担任に文句を言ってこないからといって子供の「我慢」に甘えてはいけない。
向山先生は「どの子も自分は先生からエコひいきされている」と思うような対応をせよと語っている。
「いつも嫌な思いをさせてごめんね。」
「いつもあの子の分まで仕事してくれてありがとうね。」
「ズルをする子がいても自分はしない、そういう子は本当にすごいと思うよ。」
そういうフォローだけでは足りないかもしれないが、どの子も、どこかで「自分はエコひいきされている」と思うような支援ができたらと思う。
「目をかけよ、手をかけよ、声をかけよ」
ありきたりの助言だが、このような凡事を徹底できるかどうか、その微差が大差になる。

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