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December 31, 2023

成長は加速度的に訪れた! 〜アインシュタインの「奇跡の年」〜

 アルベルト・アインシュタインが4つの論文を科学雑誌『アナーレン・デア・フィジーク』で発表した1905年のことである。この4つの論文は、空間時間質量エネルギーといった基本的な概念に対する科学的理解に革命をもたらし、現代物理学の基礎を築いた。アインシュタインがこれらの優れた論文を1年で発表したことから、1905年は「奇跡の年」と呼ばれている。
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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 彼が世間に認められたのは、大学ではなく、特許庁に勤めていたときです。1905年、彼は5つの論文を発表します。これらの論文で提唱された「光量子仮説」「ブラウン運動理論」「特殊相対性理論」といったアイディアは、いずれもノーベル賞に値する画期的な発見でした。今では、この1905年は、物理学史上の「奇跡の年」と呼ばれていますが、特殊相対性理論の論文を書いたときのアインシュタインは、まだ物理学者ですらなかったのです。
 受験に失敗し、大学にも残れず、就活でも苦労し、教授から「才能がない」とまで言われた若者が、どうして世紀の大発見をすることができたのでしょうか。(中略)
 アインシュタインは、学業では必ずしもよい成績を修めることができませんでした。しかし、彼には本当の意味での「考える力」があったのです。また、普通の人なら諦めてしまうような困難な状況に直面しても、決して諦めませんでした。
「学業成績」と「考える力」。この2つは似て非なるものなのです。そして、大きな仕事を成し遂げるためには、諦めずに、最後までやり遂げようと思う人間力が必要なのです。
 「物理学者が教える『考える力』の鍛え方」上田正仁著2013年(ブックマン社)p15〜17
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・・・・アインシュタインにとっては、まさに「ブレークスルー」。
 頭の中にあった様々な知識が結合し、言語化できたことで世間に認められたのだと思う。
 当たり前だが「頭の中」にあるだけでは誰にも理解されない。
◆ 実際、アインシュタインも1905年に発表される論文に至るアイディアは、ずいぶん前から頭の中にあったと言います。周りからは才能がないと思われていた劣等生の脳内で、とてつもない素晴らしい思索が進行したのしていたのです。P20
 向山洋一氏の言われる「100の努力・成長曲線・成長は加速度的に訪れる」を彷彿させるエピソードだ。
 
 同書には、アインシュタインの言葉も紹介されている。
◆ It’s not that I am so smart , it’s just that I stay with problems longer.
 私はすごく頭が良いわけではなく、ただ、1人でも長い時間、問題と向き合っているだけだ。
◆ I have no special talent . I am only personality curious
 私に特別な才能などない。ただ、情熱的と言えるほどに好奇心が旺盛なのだ。
・・・エジソンと同じように、ただただ自分の道を突き進んだということが分かる。

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