「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(4)
ロボコンの大元は、森正弘教授が審査員をしたオールホンダ・アイデアコンテスト(通称アイコン)。
発案者はもちろん本田宗一郎で、これも創造力テスト。
==============
1971年10月に開催されたアイコン第2回大会から第6回大会までの審査員を務めた、森政弘・東京工業大学名誉教授は、「『アイコンは技術開発のためにやっているのではない』という本田さんの一言が1番印象に残っている」と語る。
アイコンは仕事ではなく、遊びである。遊びとは、やらされているという気持ちのない状態。まさに、人間らしい気持ちであり、自発性を大事にしている状態である。
Hondaでは、仕事と遊びは、それぞれ平等に考えられており、仕事をするときは仕事に集中し、遊ぶときは、思いっ切り遊ぶ。が、結果として遊びが仕事の、仕事が遊びの良い手段となり、相乗効果が現れるのだ。
https://global.honda/.../chal.../1970ideacontests/index.html
============
・・・仕事とは異なる遊び心(バカバカしさ)が大事だから、商品化はしない・コンテストが終わったら廃棄するというあたりも徹底していた。
「教育」カテゴリの記事
- 行動を価値づけする(2024.09.12)
- 人々が画一化しないために(2024.09.08)
- 「原爆裁判」については、ほとんど知りませんでした!(2024.09.06)
- パラリンピックの理念(2024.09.02)
- 先生が子離れしないと、子どもは自立できない。(2024.09.02)
「創造性」カテゴリの記事
- 「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(5)(2024.01.09)
- 「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(4)(2024.01.09)
- 「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(3)(2024.01.08)
- 「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(2)(2024.01.08)
- 「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる (1)(2024.01.08)
Comments