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January 08, 2024

「遊び心」が「創造性教育」の基盤になる(3)

 生田幸士氏の恩師である森正弘教授が作ったのが「ロボットコンテスト」で、これも創造力テスト。

「高専ロボコン」サイトから趣旨を読んでみると、次のように書いてある。

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 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)は、1988年から始まった、若い人たちに既成概念にとらわれず「自らの頭で考え、自らの手でロボットを作る」ことの面白さを 体験してもらい、発想する事の大切さ、物作りの素晴らしさを共有してもらう全国規模の教育イベントです。

 全国の高専学生が、毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使してロボットを製作し、競技を通じてその成果を競うもので、発想力と独創力を合言葉に毎年開催され、2023年で36回目を迎えます。

https://official-robocon.com/kosen/

 

 当然、ミッションを達成したチームが優勝・準優勝だが、結果ではなくインパクトを残したチームに「ロボコン大賞」の名誉が贈られる。

 他に「アイデア賞」「アイデア倒れ賞」などがある。

 アイデア賞だけでなく、アイデア倒れ対象があるところがユニークで、独創性を評価する気概が伝わってくる。

◆ロボコン大賞:大きな夢とロマンを持ってロボットを製作し、 唯一無二のアイデアを実現、見る者に深い感動を与えたチームに対して贈られる賞。

◆技術賞 :技術的な完成度が高かったチームに贈られる賞。

◆アイデア賞 :他に類を見ない独創的なアイデアを実現させたチームに贈られる賞。

◆デザイン賞 :機能的な美しさや装飾に秀でたロボットを作ったチームに贈られる賞。

◆アイデア倒れ賞:アイデアは優れているが、その真価を十分に発揮できなかったチームに贈られる賞。

 

・・・・以前見た「アイデア倒れ賞」のチームは、明らかにそれを狙っていた。当該ゲームの目的を達成するには、いかにも運頼みの装置だったからだ。

でも、そういうバカげたチャレンジが、全く新しい未来を作り出すのだ。

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