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February 20, 2024

「私の弟は学校だ」文法

2年生の主語述語の小テスト。選択問題で

A君は

◆わたしの弟は(一年生だ)

を選ぶところで

◆わたしの弟は(学校だ)

を選んでしまった。

この回答は、あの「ボクハウナギダ」文法だ。

私の弟は「学校」ではない。

だから、模範解答的にはバツである。

しかし、例えば、あなたの弟は今どこにいるかと聞かれたら「私の弟は学校だ」という言い方が成立する。

だから、本人の意向を聞かずにバツをにするのは、よろしくないと思う。

 

蛇足ながら、「ボクはウナギだ」というのは、

「私はカツ丼にします」に対する「ボクはウナギだ」という場合の言い方である。

話者である「ボク」はウナギではない。

 

「象は鼻が長い」文法と同じように楽しく読んだことを思い出す。

「明日は雨が降る」も、主語ははっきりしない一例だ。

学校文法では「象はどんなだ」「明日はどんなだ」の構造と見なすので、

主語は「象は」で、述部が「鼻が長い」

主語は「明日は」で、述部が「雨が降る」

学校文法は大人にとっては違和感があるのだ。

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