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March 11, 2024

板書丸写しのノートからの脱却

「新版学力のつくノート指導のコツ」佐藤正寿著(学陽書房)2013年

この本では、4月に前年度のノートを見ることを勧めています。

まさに実態調査ですね。

ここでのチェック項目が10個あります。 

1、月日を書いている

2、題を書いている

3、線を定規で引いている

4、番号を書いている

5、囲みを使っている

6、色鉛筆を使っている

7、書く姿勢

8、鉛筆の持ち方

9、書くスピード

10、板書以外のことを書く

 

主体的に学ぶ子供たちを育むためには、板書丸写しでは困る。

その点については、次のように書いてあります。

◆ 「ノートは自分の考えを書くもの」という価値観を提示する。考えを書いたノートを提示し、「自分の考えを書くもの」という発想を引き出すようにする。

 

◆ 板書をそのまま映しているだけでは、子供たちの力は伸びない。また、話し合いの時に今日子がまとめている場所を移すだけに精一杯で、発表しないのなら本末転倒である。板書内容から自分なりのノートを作るようにしたい。

 

そこで簡単な授業感想の欄を設けよとあります。

◆今日の学習で分かったことや思ったこと

◆先生の話で印象的に残ったこと

◆友達の発表やその良さについて

◆学習の方法についてこれからの見通しや課題について等

 

また、「4つ以上、資料から分かることを書きなさい」という作業指示だと、ノートはそれぞれのものになりますね。

板書を待たずに自分の意見を書くような場の設定が板書丸写しの脱却につながります。

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