算数の問題文を視覚的に整理する
3年生の算数の「線分図」。
①文章題を音読した後、
②数字の部分に下線を引かせ
③線分図に取り組ませていた。
しかし、問題の文章は、数字の部分に線を引いたぐらいでは強調されない。
「数字の部分を整理して板書したら、見やすくて分かりやすいんじゃないかな」
4つの数字を縦に並べるパターンと、「全部の数」だけを横にするパターン。
こうして整列して並べると、その数値をそのまま線分図に置き換えやすい。
と話すと「なるほど!」と納得してくれた。
今回は、まだマシな方で、問題文によっては行をまたいでいることがある。
教科書って時々意地悪なんだよね。
※初任は、早くできる子を待たすことになるので、なかなか個別支援に回る時間がないとも言っていた。
この場合、立式は3通りほどある。
①13+8=21 28−21=7
②28–13=15 15–8=7
③28–13–8=7
④28–(13+8)・・・これはまだ無理。
できる子は、式を3通り書かせたり、黒板に式を書かせたりすると、時間が作れるので個別支援に回ることができる。
できる子も満足させないと授業が荒れる。
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