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March 11, 2024

「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」をやる!

 ある学級で「国語のスピーチの準備が終わったら」「算数のテストが終わったら」「国語のテストが終わったら」と1日に3回、読書か自由帳という場面が続いた。
  でも、やるべき課題が終わっていない子に自由時間を与える必要はない。
 1限のスピーチ準備の残り時間であれば、①スピーチの内容を覚えるまで練習する ②3限の算数テストの練習をする ③4限の国語の漢字練習をする と指定すればいい。
 算数はまとめテストだから、九九が心配な子、単位の計算が心配な子、筆算が心配な子に対応した練習プリントやタブレットの課題に取り組ませてもよかった。
 いずれは
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「自分のやりたいこと」と「自分のやるべきこと」の区別ができる子
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になってほしい。
 次の時間、テストがあるのに、のんびり自由帳をしているようでは「自己調整」が足りていない。
「やりたいことをやる前に、やらなければならないことをまず終える」を身につけてほしいのだ。
「自分のやるべきことをやるんだよ・自分が終わっていないことをやるんだよ」と伝えてもピンとこない子もいるだろうから、
その場合は「あなたは自由帳をする前に○○を終わらなきゃだめだよね」と伝えればよい。
 星取表のようなチェック表があれば、自分のやるべき課題は一目瞭然である。
 「主体的に学習に取り組み態度」は、結果ではなく過程を見取ってあげるべきだと思う。
 満点を取る実力があるのに見直しが甘くてミスが多い子は◎はつかない。
 一方、たとえ総得点は低くても自分なりに練習をし最後まで取り組んだ子は◎になるはずだ。
 テストの空欄がたくさんあったり、原稿用紙の半分も書けていなかったりする子は、それでは終わったことにはならないので、突き返してやり直しさせることがあってよい。それが「主体的に学習に取り組む態度」の「粘り強さ」につながる。
 やりたいことが自由帳であっても、今やるべきことは「与えられた課題に最後の最後まで全力を尽くすこと」なのだ。

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