« 算数の情報処理能力 | Main | 「算数の教科書を見せない」という呪縛 »

March 26, 2024

算数の振り返り作文で「粘り強さ」「自己調整」を見取る

Aはふだんは元気だが算数が苦手で算数に時間に時々泣いてしまうような子だ。
それでも2学期の算数をがんばったことを作文に書いてたところ、学年代表に選ばれた。
原稿は担任がめちゃ手直しして、いい感じに仕上がった。
===============
 私が二学期にがんばったことは算数です。なぜかというと、あまりがあるかを考えないといけないし、商を考えるのもむずかしいからです。はじめは、全然できなくて、くやしかったです。なので、今は家で1~3ページくらいのわり算のドリルをやっています。自主学習ノートにもわり算の筆算の問題を書いています。それをやって、まとめのテストをしたら、前よりも点数が上がりました。うれしくて、親に見せたら「すごいね。」といってくれて、ドリルやノートに勉強してよかったし、がんばろうと思いました。
 もう一つがんばったことは四捨五入です。一回目は悪い点をとってしまいました。算数のまとめのテストの時、先生が教えてくれたので、まとめのテストはけっこうできました。
 三学期にがんばりたいことは算数のテストで今まで取ったことがない満点をとれるようにすることです。そのために家でもっと勉強をし、分からない所は分かるまでとりくみたいです。
==============
 「主体的学習に取り組む態度」には2つの側面がある。
①知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取り組みを行おうとする側面
②自らの学習を調整しようとする側面(どうやったら難しい学習ができるようになるかを自分なりに工夫したり、人に聞いたりすること)。
 Aは、テストの点数はまだまだだが、「主体的に学習に取り組む態度」は二重丸がつくと思う。これだけの思い(粘り強さ)で、苦手な算数に挑んでいるのだから、その意欲を評価してあげたいと私なら思う。担任がどうつけたかは、ここでは触れない。
 また、先にも書いたように担任が原稿にずいぶん手を加えたらしい。しかし文章力を問うているわけではないから、担任が上記のように読み取ったなら、その内容で評価すればいい。

|

« 算数の情報処理能力 | Main | 「算数の教科書を見せない」という呪縛 »

算数」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 算数の情報処理能力 | Main | 「算数の教科書を見せない」という呪縛 »