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April 18, 2024

ジャムボード活用の授業

(今年中になくなるJamboardですが)

ジャムボードは協働的な学び(主体的・対話的な学び)を実現する格好のツールです。

しかし、使い方を誤ると、黙々と個別学習をするツールになってしまいます。

ですから、ある研究授業では、、

◆「それぞれ付箋に理由を書き込んでいたけど、班で相談していない。自分の意見を書いただけ」

◆「班発表の前に相談したわけではなく、ただ代表の班で子が、意見を読み上げただけ」

◆「班ごとに意見を発表させ各班の発表に拍手は起きたが、言わせっぱなし。どの班の理由がよいかとか、自分の班の理由はどうだったかの確認(比較検討)がなかった」

といった課題が出されました。

 

①班の相談もなく、それぞれが各自の付箋を書き込んだところで、挙手した子の意見を発表させる。

②子供の意見を先生が受けて、一言解説して板書する。

③他の子が発言した子の意見を自分のシートに書き足すことはない。

 

というT-Cの繰り返しでは、各自で付箋の書き込みはあっても、相互作用がありません。

 

「聞く」はあるけど「聞き合う」ではない

「話す」はあるけど「話し合い」ではない。

指名された子が教師に向かって発言する繰り返しでは、協働的な学びとは言えません。

「協働的な学び」は、個人的には次のように考えています。

 

◆他人の考えを知り、触発されて、さらに自分の考えを深めたり広げたりする。

◆みんなが集まると多様な考え方が出てくることを知り、集団で学ことの楽しさを満喫する。

 

教師がずっと司会進行を務め子供の意見を拾っていくT-CT-CT-Cが続く授業展開ではなく、

子供相互の意見交換が主となり、C1C2C3・・・と子ども同士のやりとりが続く授業であってほしいと思っています。

「そんなことをさせていたら、授業が進まない」とか、「そんな授業は子供を鍛えないといけないから無理」とか反発されるかもしれませんが・・。

 

現状の考察です。

 

①「自分の意見をジャムボードの付箋に書き込んでいく」という作業は、短い文なら取り組みやすいが長文になると苦しい。

付箋に書かせる単語や短文なら、ジャムボードを使わせると、他グループのシートをすぐに参照できる。

長い作文や感想を書かせたいなら、プリントを配って手書きさせた方がよい。

②グループで話し合いをしてから、付箋書き込みの時間を確保し、どの意見を発表するかを検討させるとよい。

③タブレットをしまわせないと、他の子の発表に集中できない子がいるので、タブレットを閉じて聞くことに集中させるとよい。

聞きながら自分の書き込みを続けることは、中学年では難しい。

1時間の中で何枚ものジャムボードのシートを行うと集中できないので、場面を厳選するとよい。

口頭発表で済ませるところは口頭で済ませて、メリハリをつける。

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