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May 06, 2024

「事実」ですか、「意見」ですか?

たまたま見ていたサイトで、クリテイカルシンキングについての記載があった

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「事実」と「解釈」の違いを話し合う
例えば、「今日の給食は煮魚だったよ。美味しかった」と報告する子と、「じゃあ今の言葉の何が『事実』で、何が『意見』かな?」と話し合ってみましょう。

またニュース番組を見ながら、「今アナウンサーが言ったことは事実かな、それともアナウンサーが思ったことかな?」と尋ねてみます。

https://allabout.co.jp/gm/gc/467251/2/

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 会話の中で「事実」か「解釈」かを自覚させるのは大事なことだ。

 ちょっと古くなったが「それってあなたの感想ですよね」と自分に問いかけることも大事なことだ。

「実況」と「解説」は別物という、次のサイトの主張と重なった。

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eスポーツ転身アナが熱く語る「実況」と「解説」の違い

そもそも大前提として実況と解説は、立場も役割も大きく違うのだ。

野球を例にしてみよう。実況とはその場の状況を説明すること。「低めいっぱいに鋭いストレートが決まった」「痛烈な打球が三遊間を抜けていく」などがそれにあたる。
ただ、実況するアナウンサーはプロのピッチャーからホームランを打った経験はなく、当然ながら打つ技術もない。そのため「この選手はスイングの瞬間にヒジが下がりすぎですね」といった、技術論を語ることができない。実況が話せることには限りがある。
そこを補足してくれるのが解説だ。解説を務めるのは過去に何本もホームランを打ってきた元選手たち。その道のプロとして生きてきた彼らの考え方は、我々アナウンサーは然り、視聴者含む一般の人たちでは到底及ばないレベルにまで至っている。だから彼らに解説してもらうと、試合に深みが出て面白くなるのだ

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56897

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なるほど!
実況アナが語るのは「事実」。
一方、解説者が語るのは、本来「分析」であり、「解釈」であり「意見(コメント)」だ。
確かにそうだが、これまで、実況アナと解説者の存在をそんなに意識したことがなかった。
実況アナが熱心に解説することも、解説者が単なる事実の伝達や個人の感想に終始することもよくあるからだ。

さて、子どもの感想文は、しばしばストーリー紹介に陥る。これは実況アナ型の感想文だ。

「感想」を書いてほしいのに。「事実」の羅列では困るのだ。

これに対して、自分の解釈や分析や意見を書くのが望ましい感想文で、これは解説者型と言えようか。

冒頭のサイトのお母さんのように、「今のあなたの話は、何が事実で、何が意見かな」と問いかけるというのは極めて高度で意味がある。

無論、授業中も「事実か意見か」にはシビアであってほしい。

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