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June 10, 2024

働き方改革:文科省の指針

文科省のHPにある中教審の「新しい時代の初等中等教育の在り方について(諮問)」を読んだ。

関係資料をしっかり読み込むことが理論武装になると実感した。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1415877.htm

 

「働き方改革」については、下記の記載を肝に銘じておきたい。

◆子供のためであればどんな長時間勤務も良しとするという働き方の中で、教師が疲弊していくのであれば、それは子供のためにはならない。

学校における働き方改革の目的は、教師のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになること。

・・・何のために、疲弊してまで働いているのか。

 ここが「本末転倒」のカギになる。

 今のような長時間勤務では、授業力を磨くことも、自身の人間性や創造性を高めることもできず、子どもに対して効果的な教育活動を行うことができなくなってしまう。

「子供たちに対して効果的な教育活動を行う」という目的を見失ってはいけない。

◆今後学校へ新たな業務を付加するような制度改正等の際にはスクラップ・アンド・ビルドの原則を徹底

・・・1つ増やしたら1つ削る「スクラップ・アンド・ビルド」。この方針を貫きたいものだ。

 

◆校長は校内の分担を見直すとともに、自らの権限と責任で学校の伝統として続いているが、必ずしも適切といえない又は本来は家庭や地域社会が担うべき業務を大胆に削減

・・・最後は校長の権限と責任だ。

 

 引用は「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」の【概要】平成31年1月25日中央教育審議会より

 5年前、年度当初に業務の削減について

「新学習指導要領のせいにしてもいいし、新しく来た校長のせいにしてもいい。変えるならこの2年がチャンスだ」

と伝えた。

 文科省初等教育局財務課長の合田哲雄氏は、堀田龍也氏との対談で次のように語っていることを後日知った。

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堀田「こういった業務の見直しは、保護者や地域の方から反発される恐れもありますね。

合田「そのときは、どうぞ文科省のせいにしてください。『学校としては今まで通り行いたいのですが、文科省がダメと言っているので・・」と文科省を悪役にしていただきたいと思っています。

   フリーマガジン「ウータン」42号(JEES発刊)

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・・・誰かがスケープゴートにならないと改革が進まないのは寂しいが、変わったばかりの校長のせいにして話が進むなら本望である。

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