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July 08, 2024

「作戦マリコ」で、国語の発表スキルを鍛える

SGE(構成的グループエンカウンター)について研修を深めている学校で「作戦マリコ」という手法を知った。。

まず、意思表示をする。(謝る・断るなど立場を明確にする)

理由を言う。

これから、どうすればいいを伝える。

 

なるほど、これが「作戦マリコ」か(検索したけどヒットしなかった)。

例えば、一緒に遊ぼうと誘われたけど、断りたい時は、次のようになる。

①ごめんね。

②放課は教室でお絵描きしたいんだ。

③昼放課なら大丈夫だけど、どう?

 

最初の意識表示が曖昧だと、話が入ってこない。

自分の立場(結論)を最初に述べることは、話し合いでも基本中の基本だ。

マニュアルの中には、

「ごめんね」と言われるだけでは相手はスッキリしない、ということも書いてあった。

これも「なるほど」。

相手が納得するように理由も伝える。そして、代案を提示するなど、未来志向で結ぶ。

 

この「マリコ」の三点セットは、応用が効く。

かつて、採用試験の面接対策で「三文でまとめよう」と伝えたことがある。

まず、質問に対する返答

理由

補足説明・決意表明・今後の見通しなど

 

いくら「Yes、No」を質問されたからと言って「はい・いいえ」の返答だけでは、質問する側も戸惑ってしまう。

会話はキャッチボールだから、もう少し広げてもらわないと困るが、かといってあんまり長々と自論を話されても困る。

だからズバリ三文とは言わないが、三部構成でコンパクトにまとめると聴く側もスムーズなのだ。

さらに考えたら、国語の文章読み取りも効果がある。


①「マ」まず、質問に返答し、立場を明示する

②「リ」理由を言う

③「コ」根拠となる箇所を示す

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まさに「三角ロジック」で、これこそ「作戦マリコ」。

ルーブリックで示したら三段階になる。


B・・①の立場が書ける。

A・・②の理由が書ける

S・・③の根拠を書ける。



「理由」と「根拠となる文章」のどちらが難易度が高いかは微妙だから、SとAは逆の方がいいかもしれないが、優先順位としては、理由を書けてAとしたい。

思考ツールで言うと、三角形のモデルが良いだろう。


ただし、本当は立場を選ぶだけでは困るから、いずれは次のBASに引き上げる。


B・・①の立場と、②の理由が書ける

A・・③の根拠を書ける。

S・・反対側の意見にコメントや反論ができる。

話型で言うと

 

B・・私は△△だと考える。なぜなら〜からだ。

A・・根拠は、○○ページに〜と書いてあることだ。

S・・もし▲▲だったら、〜になるからおかしい。

 ・・例えば○○の場合は、〜になる。

 ・・前に習った○○の時は、〜だった。


などである。

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