図画工作について試行錯誤(1)
3年図工で「割りピンワールド」を作成していました。
図工セットの見本写真はもちろんハイレベルだが、その写真から指導ポイントを明示しておけば、NG行動を回避できる。
つまりマイナス評価をしなくてすむ。
今回の見本の特徴は、
①1つ1つのパーツが大きい ②にぎやか
③ストーリー性がある ④立体感がある。
⑤色紙の両面を利用しカラフル ⑥ペンを使わない など。
これらを子供たちに考えさせ、発見させることも「鑑賞能力」だと思う。
そして、次のような約束を決めた上で取り組ませ、ここを成績に入れることを予告する。
◆割りピンを3か所以上使う ◆動きの楽しさを工夫する ◆2つのステージを仕上げる。
◆用意された色紙をフル活用する ◆セロテープは使わない ◆土台を立体作品として仕上げる。
注意事項を事前に伝え、マイナス評価の子がゼロになるように気を配りながら作品制作に向かわせたい。
構想時の下絵・途中の作品・仕上がりの作品・鑑賞文などを、デジタルで一括保管させると、子供自身も、ぶれずに作品作りに取り組めるし、適切な評価ができる。三年生なら可能ではないか。
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