« 学力調査の課題は、PISA調査の課題と変わっていない。 | Main | 自由な時間が「問いの情熱」を育む »

August 01, 2024

どうしたら「音」が出るのか?

3年生の理科では2学期に「音」を扱います。

理科教材の見本の中に、小さなトライアングルが入っていたので、手に持って叩いてみました。

当然ですが、手で持っているので音は鳴りません。

音の鳴らない感触を確かめるために何度も叩いていたら、隣の先生から

「先生、手で持っていては、鳴りませんよ」と指導を受けてしまいました(笑)。

 

持っていたらカチカチ鳴るけど、音は出ません。知ってます。

ただし、「実験キットにトライアングルがあるから、鳴らしてみよう」と言われて取り出した子供たちは、こんな風に「カチカチ」体験をして、あれ、きれいな音が出ないなと思うのではないでしょうか。

だからこそ、「どうしたらきれいな音がなるのかな」という単元を貫く課題が設定できて、自由試行があって、探究活動が始まります。

指で押さえたら振動を止めてしまうから音が鳴らない。

振動が止まらないように宙づりにしたら、音が出る。

音の正体は、振動である。

・・・このロジックを実感させ、自分の言葉で説明させたいです。

Img_55031

 

|

« 学力調査の課題は、PISA調査の課題と変わっていない。 | Main | 自由な時間が「問いの情熱」を育む »

教育」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 学力調査の課題は、PISA調査の課題と変わっていない。 | Main | 自由な時間が「問いの情熱」を育む »