どうしたら「音」が出るのか?
3年生の理科では2学期に「音」を扱います。
理科教材の見本の中に、小さなトライアングルが入っていたので、手に持って叩いてみました。
当然ですが、手で持っているので音は鳴りません。
音の鳴らない感触を確かめるために何度も叩いていたら、隣の先生から
「先生、手で持っていては、鳴りませんよ」と指導を受けてしまいました(笑)。
持っていたらカチカチ鳴るけど、音は出ません。知ってます。
ただし、「実験キットにトライアングルがあるから、鳴らしてみよう」と言われて取り出した子供たちは、こんな風に「カチカチ」体験をして、あれ、きれいな音が出ないなと思うのではないでしょうか。
だからこそ、「どうしたらきれいな音がなるのかな」という単元を貫く課題が設定できて、自由試行があって、探究活動が始まります。
指で押さえたら振動を止めてしまうから音が鳴らない。
振動が止まらないように宙づりにしたら、音が出る。
音の正体は、振動である。
・・・このロジックを実感させ、自分の言葉で説明させたいです。
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