何のために新聞を作らせるのか?
子どもたちは国語・社会・理科・総合などで学習新聞をつくります。
これからの時代はデジタルでできるなら、デジタルで進めていきたいです。
B4サイズのドキュメントを作成させると、文字サイズの調整などが難しいので、レイアウトはスライド型がスムーズです。
4年国語で扱う新聞づくりは〈新聞名・発行日・発行者〉〈見出し〉(写真・絵・図表)〈アンケート〉の4点にスポットを当てています。
そして、トップ記事 ・セカンド記事・サード記事を分担させています。
『新聞をつくろう!』」(岩崎書店)では、8項目のチェック項目を載せています。
できれば、これらの項目も意識して新聞づくりに取り組ませたいです。
①みんなが興味をもつようなニュースがのっている。 ②みんなが知らないことも記事にできた ③個性のある記事を入れられた。 ④わかりやすく、短い文章が書けた。 ⑤事実だけでなく、意見や感想も書けた。 ⑥見出しは記事の内容に合っている。 ⑦ひと目で読みたくなるような見出しが書けた。 ⑧わかりやすいグラフや表が使われている。 |
「見やすさ・読みやすさ・わかりやすさ」で、お互いの新聞を評価し、見る目を鍛え、次の新聞づくりに活かします。
装飾や配色に凝りすぎるとかえって読みにくくなることも伝えます。
なお、アンケート結果やランキングに終始すると、自分の意見や感想がおろそかになります。
「自分の伝えたいことは何か」がブレないように進めたいです。
各教科の調べ学習。校外学習のレポート、係活動などで、新聞づくり・スライドづくりを繰り返し、楽しみながらレベルアップをはかってほしいです。
国語の教科書では、この後「パンフレットを読もう」の単元があります。
「パンフレットを作る」というアウトプットも大事だと思います。
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