夜空にかがやく星を見てみよう
4年生の1学期の最後に、「夏休みに観察しましょう」くらいの感じで星の観察の単元があった。
星の観察は授業内ではできないので、動画を見せたり、興味を喚起したりして、家庭での自主的な観察の意欲付けを図ることになる。
夏休みの旅行中に、きれいな星空を観察する子がたくさんいたらいいなと思う。
さて、教科書には「夜空を見よう」とある。
「見る」でいいのか。
たまたま夜空を見ればいいのか。
意図的に「みる星を決める・みる位置を決める(変える)・何日も継続してみる」をさせるなら、それは「観る」あるいは「観察」だ。
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基本的に『観る』の意味は『見る』と変わりませんが、『見る』よりも意図的に目を向けて、形や様子を探るというニュアンスがあります。
例えば、テレビを何気なくみる場合は『見る』を使用しますが、しっかりと視聴する場合は『観察する』という意味で『観る』を用います。
『見る』は無意識で受動的ですが、『観る』は対象を見極めようという意識や行動があるので能動的です。このように、『視界に入れたときの状況』で判断して、『見る』と『観る』を使い分けましょう。
覚えておきたい「見る」と「観る」の違いと使い分け方|@DIME アットダイム
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生成AIに尋ねてもよかったが、あえてネットで検索してみた。
というか、もともと「見る」「観る」の違いは、およそ分かってはいたが、うまく言語化できないので、端的に表した記事を検索してみたかった。
夜空にかがやく星を見るだけでは、星の動きは分からない。
「月や星を見る」ではなく「月や星を観察しよう」と示すべきなのだ。
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