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August 27, 2024

対比すると、考えがクリアになる!

「よりよい学級」とは、どんな学級?

「荒れた学級」とは、どんな学級?

どんな学級にしたいの? 

どんな学級にしたくないの?

このように自問自答してみる中で、対比思考すると浮かびやすいことが分かってきた。

よい学級      荒れた学級
=================
指示が通る     指示が通らない

話が聞ける     人の話を聞いていない

やる気がある    やる気がない

プラス思考     マイナス思考

笑顔        嘲笑

大声        小声

みんなのために働く 自分勝手

なかよし      けんか

協力        いじめ

チームワーク    孤立

自分たちで解決   見て見ぬふり

落ち着き      ざわつき 

整然        散乱

集中        雑然

 

 「よりよい学級」について考えている時は浮かばなかったものが、対立項である「あれた学級」を想起することで、クリアになってくる。
 「逆から眺める」思考が有効なのだ。
 
 列挙した対比を束ねる手法は2通りある。

◆いくつかの対比から核になるものを1つ選ぶ方法
◆たくさんの対比をまとめて1つの言葉にしてみる方法

 

今回、対比して列挙する中で、自分の脳裏に浮かんできたキーワードが

「1人はみんなのために、みんなは1人のために」

人それぞれだろうが、自分にとっての学級経営の願いは、この言葉に集約されるのだなと分かった。

 

「どんな学級にしたいですか」「どんな学級にはしたくないですか」

 対比の表にしながらたくさん書いてみる

「自分が一番大事にしたい対比は何ですか」

「これらの対比を1つの言葉にまとめるとどうなりますか」

「これらの対比を元にして、2学期の目標を作ってみましょう」
 
という形の授業が考えられる。

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