上司が部下に迎合してはいけない!
上司と部下のラポールは難しい。
職員に声を掛けることや褒めることは大事だが、言葉やタイミングを間違えると、迎合しているように受け止められてしまう。
最近の飲み会の席では、最近は上司が部下にお酒をついで回ることが多い。若い子は上司につぎに行かなきゃなんて思ってないからだ。そして校長がつぎに行くと、若手から「僕はビール飲みませんから」などと断られることも、まさにアルアル。
「友達上司」で検索したら、否定的な見解がずらっと並んでいた。
例えば、次のように。
====================
職場におけるコミュニケーションの目的は、「部下との関係性を良好なものにすることで、部下に仕事を円滑に進めてもらって、成果を出してもらう」ことです。
「部下に好かれるため」でも、「単に楽しい職場にするため」でもありません。そこを履き違えると、「なあなあな関係」に堕落します。
===================
これは、学級経営でも同じで、「子どもに好かれるため」「楽しい教室にするため」だけを狙うと、「なあなあな関係」に堕落する。
親しみやすさが度を越すと、甘えや緩みにつながる。
(「友達家族」という言葉もある。本来上下である関係が、横並びになってしまうのだ)
Chat GPTに尋ねたら、次の点を「友達上司」の問題点として挙げてました。
===================
1、権威の曖昧さ:友人関係があると、上司としての指示や評価が曖昧になりやすい
2、公平性の欠如:友人として接することで、他の部下との扱いに不公平が生じる可能性がある。
3、距離感の問題:私的な感情が職場の判断に影響を与え、プロフェッショナルな関係が崩れることがある。
4、責任の分散:友人としての甘えや遠慮が、仕事上の責任を曖昧にするリスクがある。
これらの問題が、職場環境や業務効率に悪影響を与える可能性があります。
===================
「教育」カテゴリの記事
- 教師の発問から子供の探究へ(2024.12.14)
- 有田和正氏の実践から探究型授業の極意を学ぶ(2024.12.14)
- 自力探究できるように、問いを出す(2024.12.13)
- 情報の収集は「インプット」ではなく「アウトプット」!(2024.12.11)
- 身体性発揮してこそ「本当の先生」(2024.12.11)
Comments