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September 06, 2024

「原爆裁判」については、ほとんど知りませんでした!

今週のNHKドラマ「虎に翼」で扱っていたのが「原爆裁判」(通称)。

広島と長崎に投下された原子力爆弾の被害者が、日本政府に賠償を求めて起こしたもので、原爆投下の違法性が初めて法廷で争われた国賠訴訟。

1955(昭和30)年から8年にわたる裁判で、まさに自分の生まれた前後の歴史である。

しかし・・・

現代の感覚では

「原爆の被害を国家に訴えても無理だよね」

「原爆の違法性を訴えても無駄だよね」

と多くの日本人が思う。

それほど、戦後の歴史教育は「あれは仕方なかったのだ」という諦めを強要してきた。

「アメリカに原爆投下の選択させた当時の日本が悪い」と自虐史観がまかり通ってきたからだ。

 

だから、以下のような判決文を、しっかり伝えていく必要がある。

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国家は自らの権限と自らの責任において開始した戦争により、国民の多くの人々を死に導き、傷害を負わせ、不安な生活に追い込んだのである。しかもその被害の甚大なことは、一般災害の比ではない。被告がこれに鑑み、十分な救済策を執るべきことは、多言を要しないであろう

 

しかしながら、それはもはや裁判所の職責ではなくて、立法府である国会および行政府である内閣において果たさなければならない職責である。しかも、そういう手続によってこそ、訴訟当事者だけでなく、原爆被害者全般に対する救済策を講ずることができるのであって、そこに立法及び立法に基づく行政の存在理由がある。
終戦後十数年を経て、高度の経済成長をとげたわが国において、国家財政上これが不可能であるとはとうてい考えられない。われわれは本訴訟をみるにつけ、政治の貧困を嘆かずにはおられないのである

https://steranet.jp/articles/-/3516

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ドラマではなくドキュメンタリーでの特集を望みます。

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