パラリンピックの理念
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」
パラリンピックの創始者、ルートヴィヒ・グットマン博士が唱えた基本理念。
多くのサイトで、この言葉の意義が語られている。例えばNHKの東京パラオリンピック。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/2020news/special/article_20200821_01.html
この言葉は、日常的な我々の心がけとしても語られている。
自分なりの学びは以下の通り。
◆ネガテイブに考えるな、ポジテイブに生きろ。
「あれが足りない、これも足りない」
「あれも欲しい、これも欲しい」
「あれがあったら、これがあったら」といった無意味な不満や願望を捨て、
「あるもので勝負する」
「持っているものを伸ばす」
「今を大事にする」
そんな生き方を貫いていきたいと思わせる言葉だ。
むろん、それは「現状に満足しろ」という意味ではない。
現状に満足することは「ぬるま湯」につながってしまう。
「残されたものを最大限に活かせ」とあるのだから逆だ。
あくなき自己改革を迫っている厳しい教えとして受け止めたい言葉である。
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