行動を価値づけする
1年生の図画工作の授業を見学したら、「めだたせたいものを大きくかこう」を目当てに取り組んでいた。
クワガタムシや、ひまわり、プール、自分などを大きく描いていた。
その時の、自分の声掛けは2通りだった。
A:行動をほめる「ひまわり大きく描けたね」「いろんな色を使ったね」
B:効果をほめる「にぎやかだね」「本物みたいだね」
自分の誉め言葉を分析してみて、ABをくっつけたら子供に伝わりやすいのではないかと思った。
◆ひまわりを大きく描いたから、すごく生き生きしてるね。
◆いろんな色を使ったから、にぎやかになったね。
◆クワガタが人間より大きく描いてあるから、すごく目立つね。
「〇〇をしたから、すごく△△になったよ」
「ある行動をしたから、すごく価値が上がったよ」
ということだから、これが「行動の価値づけ」だ。
何をいまさらというような発見だが、実体験で納得できたことがうれしい。
ちなみに、全部提示しなくても、子供に考えさせる方法もある。
すごく△△だよ。何がよかったと思う?
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