小5になって、はたと困る算数の世界
その2:九九を超えた計算
桁の多い四則生産は3年生4年生で鍛えられる。本当はここで「九九ができるだけでは足りない」のだが、いざとなれば何とか乗り切ってしまう。
しかし、分数の通分や約分、公倍数・公約数を学習する5年生で厄介なことが起こる。
例えば48になる掛け算
九九で答えると「6×8」だけ(「8×6」は同じだとして)。
しかし、5年生では「1×48」「2×24」「3×16」「4×12」「6×8」の5通りの掛け算が見つけられないと、約数が解けない。
それは「48÷2=24」「48÷3=16」「48÷4=12」といった九九の範囲を超えた掛け算・割り算を暗算でできるぐらいでないと、時間オーバーになる。5年生にそっと九九表を渡したとしても、もうちょい先の計算がメインなのだ。
インドでは20×20まで覚えさせられると、よく言われるが、20×10ぐらいがスラスラできないと「48と16の最大公約数・最小公倍数」が分からない。分母が48と16の分数の通分もできない。
だから、2位数×1位数、2位数÷1位数あたりの筆算を学ぶ3・4年生がとても重要になる。
なお、48を素因数分解したら2×2×2×2×3だから、約数はこれらの数の組み合わせだと理解できるのは上級者である。
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