自走する子の育成を目指して(6)
「教えすぎる教師はダメ」というウイリアムアーサーワードの言葉。
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凡庸な教師は、ただしゃべる.The mediocre teacher tells.
よい教師は、説明する.The good teacher explains.
すぐれた教師は、自らやってみせる.The superior teacher demonstrates.
偉大な教師は、心に火をつける.The great teacher inspires.
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有名な山本五十六の言葉と重なってくる。
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◆やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
◆話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
◆やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
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・・・そして、「徒弟的認知制度」の4つのステップとも重なってくる。
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「認知的徒弟制」とは、伝統的な徒弟制の職業技術訓練をモデルとして、いわゆる見習い修行の学習過程を認知的に理論化した学習方法のことです。アメリカの認知学者ジョン・S・ブラウンやアラン・コリンズらによって提唱されました。初学者(=弟子)が熟達者(=親方)から学ぶ認知的徒弟制の学習過程には、
(1)モデリング(modeling)
(2)コーチング(coaching)
(3)スキャフォールディング(scaffolding)
(4)フェーディング(fading)
という四つの段階があり、これらのステップを踏むことで効果的・効率的に技能の継承が進むと考えられています。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/628/
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◆モデリング・・学習者が熟達者の仕事のやり方を観察しながら学ぶ。
◆コーチング・・親方が弟子のレベルに合わせた課題を設定、手取り足取りで教え込み、弟子は失敗しながら上達への道を進む。
◆スキャフォールディング(足場づくり)・・自力でできる仕事はまかせ、できないところだけフォローする。よく「自転車の補助輪」に例えられる。
◆フェーディング・・独り立ちを促すために少しずつ支援を減らし、手を退いていく。
この4つのステップは、まさに「やってみせて、させてみて」「任せてやらねば人は動かず」になっている。
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