July 26, 2017

教師特有の「不合理な信念」

 こころの病の原因の1つともなっている「不合理な信念」。
 端的に言うと「自責の念に駆られるネガテイブな発想」ぐらいに思っていたのだが、改めて調べてみるとなかなか奥が深いワードであった。

◆ところで、不合理な信念にはいろいろな種類があるが、代表的なのは現実を無視して本人が勝手に「・・・でなければならない」と決めているような信念である。
また、実際我慢しなければならない事態になれば我慢できるにもかかわらず「・・・は我慢ならない」とか、実際には不都合である程度であるのに「・・・ではやっていけない。」など、事態の評価が過度にひどく評価されているような信念も代表例である。
http://www.kokoronet.ne.jp/fukui/jibtr/mnl/jibtr01.html

◆よくある不合理な信念の例

(1)「ねばならない」という思いこみ
 「約束は守らなければならない」「人には優しくしなければならない」など、

(2)悲観的な思いこみ
 「ろくなことがない」「どうしようもない」「救いようがない」「同じことの繰り返しだ」「絶望的だ」など

(3)自己卑下と非難の思いこみ
 「こんなこともできない、ダメな人間だ」

(4)「耐えられない」という思いこみ
 「夫の態度には我慢できない」「今の会社は耐えられない」
http://wakayama-counseling.com/facilities3.html


・・・とりわけ教師は「不合理な信念」に陥りやすいそうで、教師専用の行動療法のカードがある。その解説の言葉がなかなか重い。

◆国際労働機関(ILO)は、かつて「教師は戦場並みのストレスにさらされている」と指摘しましたが、昨今、特にストレスフルな状況下にある教師という職業の特殊性は、随所で指摘されています。
ひとつは、自分の授業への評価が児童・生徒や保護者によってなされること、
二つ目に、教える対象が変わることにより過去の経験や身につけた技法が必ずしも通用しないこと、
三つ目は、仕事範囲や責任領域が際限なく拡張され、プライベートな領域にも入り込んでくること、があげられています。

また教師という職業の持つ特殊性に加え、教師自身には「理想的な児童・生徒像」「完璧な教師像」「力量不足」「自己犠牲的傾向」という教師特有の不合理な信念が存在することが明らかにされています。

http://www.saccess55.co.jp/untitled120.html

・・・先にも書いたが、教師は真面目だから自分で抱え込んでしまうし、自分を追い込んでしまう。
 「なんとかなるさ」と思える個々の楽観性も大事だが、自分を追い込まないですむ職場環境の保持が大事だな。

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January 23, 2007

新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザについて新聞で少し知った。
・全人口の4分の1が感染
・食糧備蓄
・タミフル接種者の優先順位
・社会機能のマヒ(自宅から出ない)
といった内容だった。
 自分を基準にするのは恥ずかしい限りだが、そんなに深刻に考えていなかった。
 しかし、厚生労働省のHPを読むと、何だかとても大変な事態を想定しているらしいことが分かってきた。
 ただし、あちこちのサイトがPDFなので、上記の内容がどこにあるのか、なかなか見つからない。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

QAは次のサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

米国疾病管理センターの計算式に日本をあてはめると、新型インフルエンザが全国的に流行した場合、約1/4の人が感染すると予想され、また、医療機関を受診する患者数は最大で2500万人と推定されています。
だと。
 だから2週間程度の食糧備蓄も推奨されているのだ。。
 大流行(パンデミック)という言葉もキーワードになっていて、次のような不安を増幅させるサイトも見られた(でも大切なのだから仕方ない)。
 http://blog.moura.jp/influenza/2006/08/qa_e287.html

 下のサイトは米国保健福祉省の「個人・家庭編」の準備についての和訳。
 作成者は青森県の保健衛生課。
 登録更新日が2006年2月7日になっているから、もう1年前の発信である。。
 http://www5.pref.aomori.lg.jp/hoken/18964/cpub.html

 ここでも「パンデミック」に備えて食糧備蓄や社会機能の破綻について言及している。
 新型インフルエンザの流行は、ここまで想定されているのである。
 ここまで自己責任で求められているのかと思うと

「そんなこと聞いていないよー」

という人はどうなるのか。
 本当に「パンデミック」が起きたらどうなるのだろうか。
 ダイエットのための納豆なんかどうでもいいから、こういう問題に敏感にならねばならない。

 ちなみに、一番大事なのは和訳の次の箇所だと思う。

Topics 8
正しい情報を得ること
 正しい情報を得ることは、最善の準備策である。信頼できる情報を提供してくれる情報提供源を確認すること。パンデミック時に、正しくかつ信頼できる情報を得ることは必須である。
∇ 新型インフルエンザ対策関連情報は、国(厚生労働省、国立感染症研究所などの機関)のウェブサイトで提供されている。
∇ 各都道府県及び地域(市町村等)のウェブサイトから関連情報を得ること。
 青森県の場合は、青森県結核・感染症情報ネットhttp://www.pref.aomori.lg.jp/kansen/で関連情報を提供しています。
∇ ラジオやテレビから新型インフルエンザ関連情報を得ておくこと。また、新聞や雑誌の記事、ウェブサイトからの関連情報を収集すること。
∇ 地域の公衆衛生当局(保健所、都道府県の感染症対策部門など)に相談すること。
∇ もし、自分専用の、あるいは家族専用の事前対策計画を策定するときは、都道府県や地域(市町村)が策定した事前対策計画を参考とすること。


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