各班のスライド発表をさせた後、先生がコメントを述べていました。
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良かった点を伝えているが、改善点もけっこう含んでいました。
何時間も取り組んだスライドで、先生自身の「見取りと介入」のチャンスはあったはずだから、各グループへの改善点は、できるだけ事前に済ませ、発表当日は、良いところを他の班に知らせるだけでよかったのではないかなと思いました。
最終発表のあとにアドバイスをもらったところで、改善しようがないのだから、「先に言ってくれれば改善したのに」という不満の引き金になりかねないです。
◆途中で先生がアドバイスしたら、そこをちゃんと改善していい発表になりました。
◆最初は▽▽が足りなかったんだけど、挽回して上手に仕上がりました。
と他の班の刺激になるようなコメントがいいのでは。
とにかく、先生は、「結果」だけでなく「過程」を評価する存在なのだなと思いました。
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以下、GEMINIのアドバイスをまとめました。
そのお考えは、探究学習を「評価」の場ではなく「価値付け(称賛と共有)」の場にしようとする、非常に温かく、かつ教育学的に正しい視点です。
おっしゃる通り、教師は「お客様(審査員)」であってはなりません。何時間もかけて共に伴走してきた「伴走者」であるべきです。
1、「形成的評価」「見取りと介入」の重要性
最終発表の後にダメ出しをするのは「総括的評価」に偏りすぎて、あまり意味がありません。
例えば「コピペだらけ」と気づいたときに教師は介入すべきです。最終発表で「これはコピペだね」と指摘するのは、教師の「見取り」の遅れ、「指導の放棄」と言われても仕方がありません。
教師の役割は、子供たちが自信を持って発表の場に立てるよう、途中で何度も「アドバイス」を行い、最終的に「ほめられるレベル」まで引き上げておくことです。
2、最終発表は「学びの質」を広める場
「最初は〇〇で悩んでいたけれど、先生のアドバイスを聞いて△△まで深めたんだよね」という形のコメントは、結果だけでなく、その班の「試行錯誤(プロセス)」を価値付けています。
事前に教師とやり取りし、修正を重ねた上で発表に臨めば、本番で「失敗したらどうしよう」ではなく、「自分たちの工夫を見てもらおう!」という前向きな気持ちになれます。
3、「お客様」にならないための教師の動き=事前指導の徹底と機動的な介入
◆「読めない言葉や意味の分からない言葉を放置しない」 というルールを徹底する。
◆「なぜ?」や「どこから分かった?」などが足りなければ、その場で問いかけ、修正させる。
◆国語の教科書の文例等を使って、不足のない「まとめ・振り返り」を書かせる。
最終発表での教師の役割は、改善点を指摘することではなく、その班がどのように課題解決に取り組んできたかを、クラス全体に紹介し称賛することです。
「この班のスライド、実は昨日までは『調べて終わり』だったんだけど、先生がツッコミをいれたら、みんなで考え直して、最後のスライドを書き直したんだ。この1枚でまとめがすごくよくなったね。」
というように、教師が「制作過程」に深く関わっていれば、自ずとコメントは温かく、かつ他の班を刺激するものになるはずです。
「結果」だけを見て後出しジャンケンをするのではなく、「過程」を共に作り上げ、最後は成功体験で終わらせる。そのためにこそ、教師の「深い教材分析」と「鋭い見取り」「適切な介入」が必要です。
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