あとで、ネットで調べたら、こんな感じだった。難しい。
November 26, 2024
October 22, 2024
「困難は分割せよ」
September 20, 2024
掛け算は遺伝する
4年生算数「割り算の性質を活用して工夫して計算する」で、次のような学習をする。
August 23, 2024
九九を超えた掛け算
4年2学期算数の授業検討
(3)おまけ:九九を超えた掛け算
4年生で学習する2桁の割り算では「九九を超えた掛け算」がスムーズにできるかどうかが重要です。
5年生になると、倍数・約数・通分・約分などが出てきて、九九を超えた掛け算の理解が重要になります。
たとえば
36は、九九の中では「4×9」しかありませんが、1×36,2×18、3×12 があります。
45は、九九の中では「5×9」しかありませんが、1×45,3×15 があります。
計算に慣れた子にとっては、当たり前の掛け算ですから、約数がすぐに浮かび、分数の通分もすぐにできます。
しかし、九九でとどまっている子はここで苦しみます。
むろん、36は、4×9だから、2×2×3×3だから、約数はこの4つの組み合わせの数だけあるという素因数分解の考え方もあります。
それにしても、「20×20」まで覚えた子は楽でしょうね。
2から9の倍数を100までスラスラ言えるようになるといいので、それらを楽しくできる学習ソフトなどを探してみようと思います。
写真は、以下のサイトより
https://www.illust-box.jp/sozai/278960/
2桁で割るわりざんの筆算
4年2学期算数の授業検討
(1)2桁で割るわりざんの筆算
1学期に1桁で割るわり算の筆算を学習しました。
この時は、68÷2、642÷6、242÷3などだから、九九ができれば何とか解けました。
2学期は2桁で割るわりざんの筆算です。前半は80÷30、96÷32などだから1学期の延長です。
中盤の第4時の175÷35、252÷36、168÷28 から圧倒的に難しくなります
(というか、ここまでは助走問題にすぎないということです)。
もちろん17÷3、25÷3,16÷2で商のめどを立てるのだから九九レベルですが、商を立てた後の計算は2桁×1桁の掛け算です。35×5、36×8、28×8のような掛け算がスラスラできないと、どんどん遅れていきます。
だから、割り算の筆算を始める前に(ほんとは1学期から)、2桁×1桁の筆算を習熟させます。
今日の授業の割り算で必要になりそうな2桁×1桁の筆算練習を授業開始時に練習させ、割り算の筆算の際は、その答えを参照させるという方法もあります。上の例でいうと、
【35×4、35×5、35×6】【36×6、36×7、36×8】【28×6、28×7、28×8】などを授業開始時に解かせておくという意味です。
※計算の苦手な子ほど、①筆算の問題を書き写すのに時間がかかり、②詰めて書くので間違いやすく、③掛け算を小さく書くので間違しやすく、④引き算でも間違いやすいです。
これらのつまづきを想定して、対処しましょう。特に余白のあるノートつくりを推奨します。
1時間の基本的な流れは「例題―類題―練習問題」ですから、「教師主体―クラス全体―個人」と位置づけて、最後は各自にチャレンジさせるようにしたいです。
例えば、練習問題6問にチャレンジさせると、早い子は6問解くけれど、遅い子は1問もできていないことがあります。
練習問題が6問なら半分に分けて、5分で3問やらせて答え合わせ、5分で3問やらせて答え合わせとするといいかもしれません。早くできた子も5分なら待てると思いますし、遅い子も1問に集中すれば頑張れると思います。
全員に全問チャレンジを強要すると、計算の苦手な子は終わりません。時間で区切り、できたところまで答え合わせをするという形で良いと思います。多少時間はかかっても、確実に計算できるなら、単元テストは高得点が取れるはずです(テストでいい点が取れるように支援してあげてください)。
June 22, 2024
声に出すことの意義
算数の授業中に声を出す活動は、国語の授業以上に大事だと思う。
(1)全員で問題や答えを読み上げることで、今どこをやっているかを明確にする。ぼやっとしている子に刺激を与える。
(2)みんなで声を出すことで、理解の怪しい子のをサポートする。
(3)あきらめがちな子を授業に参加させる。お客さん状態の子は、ますます置き去りになる。
(4)自分の声を耳から入れることで、理解を促す。
May 06, 2024
210×0.6で求められる式
平成19年の小学校学力調査で、答えが210×0.6で求められる文章題を1つ選ぶ設問があった。
正答率54.3%だったのが以下の問題。大人から見れば簡単です。
◆1mのねだんが210円のリボンを0.6m買いました。
リボンのねだんはいくらでしょう。
誤答30.1%で誤って選択されたのが以下の問題。
◆赤いテープの長さは210cm。
赤いテープの長さは白いテープの0.6倍です。
白いテープの長さは何cmでしょう。
設問に「倍」という表現が含まれることから乗法と判断した誤答だと考えられる。
自分が分かるように問題文を正しく置き換える力がほしい。
長さ210cmの赤いテープの0.6倍が白いテープ?cm
白いテープ?cmの0.6倍が、210cmの赤いテープ。
「?cmの0.6倍が210cm」という問題文の構造が分かれば、210×0.6の立式はない。
さて、これは「知識・技能」の問題か、それとも「思考・判断・表現力」の問題か。
思考させています。
だからと言って、「知識_技能」が全く思考を伴わないわけではない。
平成19年は学力調査問題がABに分かれており、これはA問題。
よって、これは「知識・技能」型。
巷の教室では、このレベルの問題を「思考」で評価しているような気がする。
April 30, 2024
教科書の意地悪問題
チョコレートが16こあります。
この前提で2つの問題がある。
①8人に同じ数ずつ分けると1人分は何個になりますか?
②1人に4個ずつ分けると、何人に分けられますか?
子供によっては、いきなり①②の問題を考えようとする子がいる。
そんなことある?と思うかもしれないが、この①②でウンウンうなっている子の中には16を見落としている子がいる。
16という数字を抜きにして、
①は、8÷1
②は、4÷1
と立式している子が、今日もいた。
これは、教科書の問題の出し方が意地悪だからだが、現実にはこういう設問も多い。
だから、こういう設問があったら「出た、いじわる問題!」と喜んで攻略するように仕向けるとよい。
ちなみに、このページの3番は
子供35人がいて7人ずつの組に分かれてダンスをします。ダンスの組は何組できますか?
こっちは、数字が2つしかないから「わける」=割り算とさえ分かれば、35÷7と立式できる。
だから、2番より3番の方が簡単なのだ。
ちなみに、このページの1番は、割り算の計算が20問、並んでいる。
九九が怪しい子もいるので、20問の割り算をよーいどんで取り組ませば、おそろしいほど時間差が生じる。
だから、このページを取り組むなら、3番ー2番ー1番の順番がスムーズなのだ。
March 26, 2024
四則計算の復習問題
あとで、ネットで調べたら、こんな感じだった。難しい。
授業の振り返りは、チェックテストで代用できるのか>
できるかどうかは次の時間の最初に試しす方法もある。
より以前の記事一覧
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